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【ひぐらしのなく頃に業】第10話 感想

今回は『ひぐらしのなく頃に業』第10話の感想です。

沙都子の過去を知った圭一がどう行動していくのか注目です。

気づいたらもう10話、あっという間ですね。

 

※この記事はネタバレを含みます。

 

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

目次

第10話あらすじ

《祟騙し編 其の弐》

 

沙都子の辛い過去を知った圭一は、今まで以上に沙都子のことを気にかけるようになる。
そんなある日、沙都子が急に学校を休んでしまう。
梨花から事情を聞こうとする圭一たちだが……。


©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

 

学校を休む沙都子

ひぐらしの鳴く山奥。

バイクを走らせる男、鉄平に襲い掛かる圭一。

金属バットで衝撃を受け、横たわる鉄平。

沙都子はもっと痛かったんだ!!と止めを刺そうとしたところで起床。

安定の夢オチでした。

これは正夢になるのか、過去に通ってきたルートの記憶の断片なのかどうなんでしょう。

 

1983年(昭和58年)6月13日(月)

随分久しぶりなOPからいつものレナとの待ち合わせ。

お寝坊さんなのかな?かな?

ここしばらくは普通にヒロインしてます。

遅刻寸前で学校に到着、一段落と思ったが珍しく梨花と沙都子が居ない。

魅音は何か知っている様子です。

起立したところで梨花ちゃんが遅刻して入室。

 

廊下で梨花ちゃんを慰める圭一。

かわいそかわいそ使うな(笑)

梨花ちゃん「み~」も口癖なようです。

沙都子が来ない理由を聞くが答えてくれません。

 

また学校を訪ねる男

体育の時間、急に学校に凸りだす大石。相変わらずだな。

圭一に沙都子を呼んでくれと頼む。

怪しむ圭一は電話でいいじゃないかと言い返す。

通りかかったクラスメイトから沙都子が休みだと知る。

やはり時代を感じるブルマ。

名前も聞き、あなたが前原屋敷の御曹司ですかと言う大石。

左肩を掴み、敵は作らない方がいいと忠告する。

そこで入江先生が助けに来てやっと引き返す。

 

保健室で手当てをしてもらう圭一。入江先生、学校医もしてたのね。

大石に肩を強く掴まれたが痣一つなかった。

前から沙都子に付きまとっていた大石、やべーな。

入江は北条家の過去について語りだす。

両親を亡くした沙都子と悟史は叔父夫婦に引き取られた。

叔父夫婦は両親が残した財産を全て奪い取り、まともな食事を与えず暴力も絶えなかったという。

1年前、叔母はバットで殴り殺されて死亡し、叔父はオヤシロさまの祟りを恐れ雛見沢を出ていったことで沙都子は解放された。

だがその直後に大石蔵人が現れた。

事件を認めようとしない大石はオヤシロさまの遣いと呼ばれているという。

皮肉だな~(笑)

 

何もできない圭一

昼休み、お弁当を2つ用意していた梨花ちゃん。

未だ話そうとしてくれません。

続いて何か知っている様子だった魅音に問う圭一。

昨日の夜、町内会の人から沙都子の叔父が雛見沢に戻ってきたという噂を聞いたという。

すると話の途中で沙都子が登校。

叔父にお使いを頼まれただけだと説明する沙都子。

見るからに元気がないですね。BGMも暗い……。

 

放課後、部活で盛り上がろうと張り切る魅音

しかしさっさと帰ってしまう沙都子。

圭一は梨花にそろそろ何があったのか話してくれないかとお願いする。

み~と鳴く梨花ちゃん。困ったときに出るのかな?

昨日、買い物に行った沙都子が日が暮れても帰って来なかった。

沙都子は身の回りの物だけを持って家を出ていった。

叔父夫婦と引き取られたときと同じ状況かという圭一だが、レナは全然違う、今は悟史くんが居ないと指摘する。たまに本当に鋭いレナ。

いつも沙都子を庇っていた悟史。それは兄に懐くのもわかりますね。

一昨年の冬、警察に通報したが様子見という対応を取られた。

何もできない自分に葛藤する圭一だった。

 

翌日、あれっ、日付変わったのに日付表示がないのは珍しい。

朝、また遅刻して一人入室した梨花ちゃん。

知恵先生は自習にすると言い、職員室で梨花から話を聞く。

梨花ちゃんの震える拳、こういう描写が細かいですよね。

全てを話した後、

「そこまで知ってあなたは何ができるの」

急に地声で素を出す梨花ちゃん。もうキレてる?ただの八つ当たり?(笑)

家庭訪問に行ってみますと言いかけたところで入ってくる魅音たち。

叱る知恵先生、家庭環境を知ることが先決だといいそれに賛成するレナと梨花

圭一は~がそれでいいならが口癖なのかな。

 

夕方、実際に家庭訪問に行く知恵先生。

なんじゃいなぁと機嫌が悪そうな鉄平。

沙都子は風邪で唸っているという。

明日にならんと分からんわ!!と追い返される。

学校に戻ると待っていた魅音たち。

圭一は沙都子に会えなかった知恵先生を責める。

梨花ちゃんは階段で蹲る……。

知恵先生は児童相談所に連絡する対応を取ると言う。

魅音は一度通報していたようで……。

 

衝撃のラスト

1983年(昭和58年)6月15日(水)

翌朝、様子見という判断になったことを知り怒る圭一。

そのとき、元気に教室に入ってくる沙都子。

風邪が治ったから学校に来ただけだと話す。強がっているのかな。

 

廊下で梨花ちゃんから事情を聞く圭一。

沙都子は児相からの電話をなんでもないからと切ってしまったと言う。

過去に二度虐待の通報があった。

沙都子の死んでしまった父は血が繋がっていなく、叔父夫婦から預けられる以前も良好な家族関係では無かった。

沙都子は義理の父を追い出すため虚偽通報をした過去があり、嘘をつく可能性があると思われ様子見という判断になっていると言う。

信じられる人は悟史だけだったんですね……。

 

昼休み、5人揃っての昼食。

お弁当お披露目タイム、安定の飯テロ……。

圭一の大根を食べて嬉しそうな沙都子。それレナのだから(笑)

そこで圭一からの頭撫でを拒否、急遽頭を抱え錯乱、ゲロまで吐く。

ごめんなさいを連呼、助けてにーにー!!

PTSD発症して虐待がフラッシュバックしたのか。

中々キツイシーンです。

 

まとめ

北条家の過去、現状が深く明かされた第10話でした。

今回の最後のシーンも初見にとっては結構堪えるものでした。

みんな心配そうな顔してるのに梨花ちゃんだけ真顔なのは笑っちゃいましたけど(笑)

もう諦めモードなのかな。

来週は少し救済がほしいものです。(切実)

 

<参考文献・関連リンク>

higurashianime.com

 

 

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