【オッドタクシー】全話 感想
今回は『オッドタクシー』全13話の感想です。
近年稀に見る不作クールと言われた2021年春アニメ。
私も1話は20タイトル以上見たものの最終回まで見れたのは数本と、良作は少なかった印象は正直受けました。
しかしだからこそ際立った名作『オッドタクシー』
1話からもう間違いないって確信しましたね。
ミステリ好きには堪らない作品だと思います。
※この記事はネタバレを含みます。(ほぼしてません)
目次
作品情報
原作 P.I.C.S.
監督 木下麦
脚本 此元和津也
キャラクターデザイン 木下麦 中山裕美
見かけによらない人間ドラマ
もしかしたらPVやキービジュアルの時点で敬遠してしまった人もいると思います。
なんせこの絵柄ですからね。
登場してくるのはみんな動物。
私も一瞬ほのぼの日常系が始まるのだと勘違いしていました笑
しかし数分見ればそうじゃないことは一目瞭然。
ただ全て、動物の着ぐるみを身に纏った人間だと思っていいでしょう。
本当に人間らしいコミカルな会話劇。
タクシードライバーの主人公・小戸川を中心に物語はあらゆる方向に動いていきます。
漫画家 此元和津也脚本
個人的な話ですが原作があるアニメよりオリジナルアニメが好きです。
全く先が読めないところが面白いですよね。
だからこそどっちに転ぶかわからないのがギャンブルではあるんですが笑
そこでです。オリジナルアニメにおいてどこに期待を持つのか。
制作会社、監督、脚本などが該当するかと思います。
私がこの作品で真っ先に目についたのは脚本。
此元和津也?『セトウツミ』の人だ!!となりました笑
そりゃ面白くなるよねって。
多くの伏線を散りばめたストーリー構成、台詞回し、大好きです。
吉本芸人の声優起用
この作品の気を衒った部分の一つといっていいでしょう。
声優として芸人がたくさん出演しています。
ちょい役とかじゃなくガッツリメインキャラやってます笑
ミキ、ダイアン、ガーリィレコード、トレンディエンジェル、森三中などなど。
特に印象的だったのはダイアンですかね。
声優として演技するというより普段やっていることをそのまま絵にはめただけのようでしたが、笑いに関してはやはりプロですね。
ラジオの掛け合いなんかは本業声優には出せない面白さだったと思います。
まとめ
以上で『オッドタクシー』の全話感想でした。
いや感想というより作品紹介になってしまいましたね。
ネタバレしてないんでまだ見ていない方は本当にオススメです。
7月からBSテレ東で再放送されるようなのでそちらでもご視聴頂けると思います!!
<参考文献・関連リンク>
<漫画版はこちら>