【IWGP】『池袋ウエストゲートパーク』第1話 感想
今回は『池袋ウエストゲートパーク』第1話の感想です。
20年以上前の小説で実写ドラマ化されていて非常に有名な作品です。
そのため前からとても楽しみにしていました。
原作未読、ドラマ未視聴の私が感想を書いていきます。
※この記事はネタバレを含みます。
目次
作品情報
原作 石田衣良
監督 越田知明
シリーズ構成 志茂文彦
アニメーション制作 動画工房
1998年9月 『池袋ウエストゲートパーク』刊行
2000年4月 テレビドラマ放送
2020年10月 テレビアニメ放送
第1話あらすじ
《北口スモークタワー》
東京、池袋。西一番街にある真島青果店の息子・マコトは、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど警察では手出しができない問題を解決したことで、“池袋のトラブルシューター”と呼ばれていた。今日もマコトのもとには厄介な事件が持ち込まれて…
カラーギャングと池袋
アバンでは車を走らせている薬中を追いかける描写からスタートします。
このアングラな雰囲気と世界観。そしてカラーギャングと池袋という設定。
観たことある方なら分かると思いますが、『デュラララ!!』と似ているなと感じますよね。
しかし前述にもある通り約20年前の作品ですので、IWGPのほうが先に刊行されています。
今のところストーリーは全然違いますけどね。
時代設定はどうなっているのか
勿論、原作は20年以上前ですので当時かそれ以前の時代を元に書かれていると思います。ドラマもあまり変わらないと思われます。
しかしこのアニメでは池袋の街並みやスマホが出てくる描写を見ると今の時代が設定されていることが分かります。
個人的になぜ当時の時代設定にしなかったのか疑問があります。
今の時代にカラーギャングはほとんど存在していませんし、池袋の雰囲気も全く違います。
結構違和感を感じました。
ミオンを助ける主人公達
危険ドラッグの売人を逮捕するために主人公・マコトとG-BOYSは協力して動きます。
1話完結であっさりと終わったなと思います。
中盤で出てきた警察やハッカーの活躍が大きいですね。正直警察だけで何とかなるやろと思いました(笑)
薬中に母親を撥ねられた恨みを持つ12歳の女の子ミオン。
この子はショートヘアーで可愛かったです。1話の一番の見どころかな。
スモークタワーやアパートに付いて行かせるのは危ないよねほんと。
お父さんかよ!!とは思いました(笑)
2話以降おそらく出てこないのが悲しいです。
まとめ
正直言うと期待していたものとは違ったなという1話でした。
『デュラララ!!』のような群像劇で伏線回収が秀逸なものを観たかったのですが、常にマコト視点の一人称で種明かしもあっさりでした。
売人達と対峙するときの緊迫感もあまり感じられなかったのもあります。
しかしまだ1話なのでこれからの展開に期待したいです。
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