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【神様になった日】第12話(最終話)感想

今回は『神様になった日』第12話の感想です。

遂に最終回、終わりましたね。

陽太とひなの運命は果たして……。

 

※この記事はネタバレを含みます。

 

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

目次

第12話あらすじ

《きみが選ぶ日》

 

潜入が発覚し、施設から退去することになった陽太。
司波からひなが別の施設に移ることを告げられ、何とか頼み込んでひなと過ごす最後の時間をもらう。
「一緒に過ごしたあの夏」の思い出話をしながら、陽太は「一緒に暮らしたい?」とひなに問いかけ――。


©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

 

別れ、そして選択

司波さんに嘘の報告書がバレて退去を命じられる陽太。

ひなが海外の施設に移ると告げられ、あと半日だけでもいいから一緒にいさせてほしいと土下座して頼み込む。

最後に貰ったわずかな時間。

一緒にゲームをしながらひなに語りかける。

陽太が描いたみんなの似顔絵。

諦めかけていた陽太だったが、ひなが突然、そ…ら…と名前を当てる。

微かに記憶を取り戻した?

しかし陽太の名前は出てこない……。そのまま時間切れで連行される。

 

外に出て、司波さんに抱きかかえられたひな。

陽太、もう野放しにしていいのね。

別れの挨拶をする。

これで最後と思いきや突然、似顔絵を見ながら陽太が足らないと叫ぶひな。

なるほど……だから投げ捨てていたと。

司波さんから飛び降り、一歩一歩、歩き始める。

ひなにはあのときの好きという感情が残っていた。

抱き合い、思いを伝え合う。

AIRを彷彿とさせるシーンでした。

 

帰ってきた日常

無事二人で家に帰ることができ、いつものメンバーとも再会。

伊座並さんが眩しい……。天願さんは完全に金づる。

出会ったとき以来のバスケ。何度も何度も挑戦し成功。

かつての修道服姿に着替え、映画の撮影をする。

よく歩けるな……。

 

車椅子にひなを連れ山梨の夜景を眺める。

既視感がありますね……。

ひなの笑顔を見て、陽太は大学を受け直すことを決意する。

研究者になってひなを助けたい。

AB観て医者を志し、実際になった人のことを思い出しました。

 

映画の撮影がクランクアップし、時は流れみんなで上映会。

劇中映画のタイトルはまさかの「Karma」!!

元ネタなのは知ってましたけどそのまま使ってくるとは(笑)

説明のつかない災害、世界の綻び。

CGにしてもクオリティ高すぎるな(笑)

映画のクライマックス、Karmaのアレンジbgmも流れ出す。

良い思い出、そうひなも思ってくれていたら願う陽太。

最後にかつてのひなが残していたメイキング映像。

第1話冒頭のモノローグはこのシーンでした。

この思い出だけは永遠の宝物じゃ!!

その言葉に号泣する陽太。

 

そのままひなの車椅子を押す陽太の描写でED「宝物になった日」へ。

 

まとめ

陽太はひなと二人で生きていくことを決意して終わりを告げた第12話(最終話)でした。

ハッピーエンドとは言えないオープンエンド的な結末でしょうか。

不治の病と言われたロゴス症候群のことを考えると先は長くないでしょう。

それ以前に今、僅かではあるけども喋ったり歩いたりしているのは奇跡という理屈なんでしょうかね。

 

作画や音楽周りの演出補正があるかもしれませんが、最終話の単体の構成は悪くなかったと思いました。

ただそれまでの過程、キャラの掘り下げの浅さによる感情移入の難しさだったり、大きく広げた設定を活かしきれていなかったのではないかなと感じました。

しかしそれでも最後まで作り上げてくれた麻枝准さん、P.A.WORKS制作陣、関係者の皆様本当にお疲れさまでした。

 

 

<参考文献・関連リンク>

kamisama-day.jp

 

 

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